子供の受け口（反対咬合）の矯正方法とは？｜広島の花岡矯正歯科クリニックが解説!｜広島市中区の矯正歯科【花岡矯正歯科クリニック】

受け口は、上下の歯が正常にかみ合っていない状態を指します。
上の前歯が下の前歯より少し前に出ているのが正常な歯のかみ合わせですが、受け口では、下の前歯が上の前歯より前に出てしまっています。この状態は、見た目も気になることが多く、また食事や会話、さらには顎の負担にも影響を与えることがあります。
受け口は、成長段階で見られることがありますが、早期に治療を始めることで、自然に歯並びが整う場合もあります。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療法をご提案いたしますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

・遺伝的要因
受け口は遺伝的に影響を受けることがあり、親や親戚に受け口の方がいると、子どもも同様の歯並びになる可能性が高くなります。顎の大きさや歯の形は遺伝によって決まる部分が多く、受け口もその一つです。

・顎の発育異常
顎の骨の成長に問題がある場合、上下の顎がずれて受け口になることがあります。特に下顎が異常に発達している場合は、早期に矯正治療を行うことが大切です。

・口呼吸や舌の位置
口呼吸が習慣になると、舌の位置が不適切になり、歯並びや顎の成長に悪影響が出てしまいます。こうした習慣は、成長過程で気を付けていくことで改善されていきます。

・指しゃぶりや口腔習癖
指しゃぶりやおしゃぶりの長期間使用は、受け口を引き起こす原因となります。これらの習慣を改善することで、歯並びを予防できます。

治療を始めるタイミングは、お子さまの症状によって異なりますが、6歳から12歳の間が治療を始めるのに最適な時期とされています。これはお子さまの顎の成長が活発であるためです。

乳歯期（6〜7歳）

乳歯が生えそろう時期（6〜7歳）は、受け口が目立ち始める時期でもあります。この時期は、顎の骨がまだ成長中で柔軟性があり、矯正による効果が大きいため、矯正装置を使用することで、顎の発育を自然に整えることができます。早期に治療を始めることで、後の治療期間を短縮でき、顎のバランスを保つことができます。

混合歯列期（8〜10歳）

乳歯と永久歯が混在している時期も顎の成長が続いているため、治療を通じて骨格を調整することが可能です。顎の成長がまだ活発で、歯の動きがスムーズに進むため、将来的に手術を避けることができる場合もあります。この段階で治療を行うことで、矯正の効果を早期に感じることができます。

永久歯列期（12歳以降）

永久歯がすべて生え揃うと、歯並びを整えるための治療が本格的に行えるようになります。しかし、顎の成長がほぼ終わっているため、矯正治療による効果は、主に歯の移動に重点を置くことになります。この時期に治療を行うことで、理想的な歯並びを整えることができますが、治療期間が長くなる可能性があります。

噛み合わせが悪くなる

受け口を放置すると、歯と歯のかみ合わせがどんどん悪化し、正常に噛むことができなくなります。噛み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛み切れなかったり、消化不良を引き起こしたりすることがあります。また、正しい噛み合わせがないと、顎に余分な負担がかかり、顎関節症などの症状を引き起こす可能性もあります。

顎の発育に影響が出る

そのまま放置すると顎の形が不自然になり、顎の発育が偏ってしまうことがあります。この場合、最終的には外科的手術が必要になることもあります。

歯並びの乱れが進行する

受け口を放置しておくと、歯並びがどんどん乱れてきます。歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが高まります。

発音や言葉の問題が発生する

受け口があると、歯の位置が不自然になり、発音が正しくできなかったり、言葉がこもったりすることがあります。受け口を治療し、正しい噛み合わせになる事で、発音が改善されます。

歯列矯正用咬合誘導装置（ムーシールド）

歯列矯正用咬合誘導装置（ムーシールド）は、主に乳歯期の受け口に使用される治療法です。取り外し可能な矯正装置で、舌の位置や口の動きを正しく導くことで、自然な歯並びに改善することができます。歯列矯正用咬合誘導装置（ムーシールド）は、歯の発育に合わせて調整が可能で、顎の成長をサポートする効果があります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、受け口を治療するための本格的な矯正方法で、ブラケット（歯に固定する金具）とワイヤーを使用して、歯を少しずつ動かし、理想的な位置に整える治療です。成長がほぼ終わった永久歯が生え揃った時期（12歳以降）に最適です。

マウスピース型矯正装置

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を矯正する方法です。マウスピースは取り外し可能で、食事や歯磨きがしやすいため、快適に治療を進めたい方におすすめです。

口呼吸を改善する

口呼吸が習慣になると、舌の位置が不適切になり、歯並びや顎の成長に悪影響を与えることがあります。

舌の位置を正しく保つ

舌の位置が下がったり、前に出たりすると、歯並びや顎の発育に影響を与えることがあります。

指しゃぶりや悪い習慣を直す

指しゃぶりやおしゃぶりを長期間使用することは、受け口を引き起こす原因となります。

適切な食事で噛む力を付ける

食事の際にしっかり噛むことは、顎の発育を促進し、歯並びを整えるために重要です。

定期的な歯科検診を受ける

早期に歯並びの問題を発見することで、受け口を予防するための適切なアドバイスを受けることができます。

矯正治療にかかる費用は、治療方法やお子さまの症状によって異なります。まずはお子さまに最適な治療方法を決定することが大切です。当院では、患者さまのご予算やご希望に合わせて、最適な治療計画を提案させていただきます。

広島で子供の受け口を治療できる矯正歯科をお探しなら、ぜひ【花岡矯正歯科クリニック】にご相談ください。
当院は広島市中区の紙屋町西駅 から徒歩1分にあるアクセスのしやすい歯医者です。